Pásalo bien Barcelona

バルセロナを一緒に楽しみましょう!

本でバルセロナを旅する。

友達が前から読みたいと思っていた本を貸してくれました。

「LA CATEDORAL DEL MAR」 
Ildefonso Falcones著

日本語のタイトルだと「海のカテドラル」です。

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この厚さ!

662ページもあります。(汗!) そしてまだ3ページ目、、、、いつ読み終わるのでしょうか?本をゆっくり読む時間を作らないといつまで経っても読みおわらなそうですね。

数年前にベストセラーになった本で、Santa Maria del mar教会を建てることに関係する内容のようです。ボルン地区に実在するこの教会はごちゃごちゃと迷路のような場所に急に現れます。実は昔友達のスペイン人カップルがここで結婚式をあげたそうです。残念ながら、その時期私はスペインにまだいなかったので別の友達を通して聞いたのですが、新聞にものったそうです。そんなステキな結婚式に私も参加したかったです。

なんとNTTFLIXでも映像として楽しめるようですね、そういう楽しみ方もいいですね。
というかですね、本音は、、、、日本語で読みたかった、ということです。


まだ読み終えていないので感想もありません、なので別の既に読んだ本を紹介します。

「La sombra del viento/ 風の影」
こちらはルイス・サフォンのベストセラーです。

この本は日本語で時期をあけて二回読みました。
いつ読んでも感動しますが、バルセロナをより知ってから読むと印象がだいぶ変わります、バルセロナのモニュメントや地区の名前が出るので、そこの場所を通ると本の景色や内容が浮かんできます。描写が細かく、とてもロマンチックかつミステリアスでぐんぐんと内容に引き込まれていきます。まるで自分がラバル地区とボルン地区をぐるぐると散策してるような感覚にさえなります。 
バルセロナの内戦など暗い時代背景も勉強になります。上下巻とあるので、読み応えばっちり。
スペインに関心あるなしに関わらず、読み物としてとても面白いのでお勧めです。

 

同じくルイス・サフォンの本で「MARINA」 こちらはスペイン語で読みました。
残念ながら日本語では訳されていないようです。 
こちらもハラハラドキドキのバルセロナ、ペドラルベスやサリア地区までが舞台になったストーリーで馴染みのある風景を想像しながら頑張って読み続けました。
実はこの本、中学生の学校課題図書として上がっていた本なのです、とはいえ作者の細かい表現に苦戦しつつなんとか読み終えた時、若い爽やかな主人公達のラブストーリーとたまにおどろおどろしい内容を含む早い展開のドキドキ感からか、軽いMARINAロスになりました。

この作者の本は、たまに読んでいて背筋が凍るような気持ちになることが何度もあります。そのスリルが癖になるのでしょうか?そしてとてもロマンチックかつ涙が出るような悲しい場面もあるドラマ展開。読んでみる価値はあります。

ということで、本を通して別の角度からバルセロナを楽しむのはいかがでしょうか?
「Catedral del Mar」も読み終えたらレビューを追加したいと思うのですが、いつになることやら。。。。