Pásalo bien Barcelona

バルセロナを一緒に楽しみましょう!

緊急時には112番(EU共通番号)

こんにちは、コビータです。
バルセロナも雨が降るとそのあとぐっと気温が下がってきます、もう秋ですね。

 

今日はEUで共通の「緊急番号112」のお話をしたいと思います。(2019年10月現在)


スペイン国内はもちろんEU加盟国では、「警察」「消防」「救急」が112番にかけるとどの内容にも対応してもらえるのです。もちろん通話料金は無料!
携帯電話からでも1年中24時間かけられます。

 

例えば、不運にも交通事故で怪我人が出てしまったら、、、オペレーターの指示に従って事故の内容を説明をし、必要であれば救急車と警察の手配を同時にしてもらえます。
(ただし怪我人がいない場合の軽い追突などの車同士の事故には、警察は介入しないと言われてしまいました、、、、)
車内から見た飛び出し事故のイラスト

 

それでは、もう少し詳しく内容を説明していきたいと思います。

112cat HP Inicio. 112 emergències

言語は基本的にはかけた国の言葉と英語と近隣国の言葉を網羅しています。
カタルーニャ州ではスペイン語・カタルーニャ語・英語・フランス語・ドイツ語の他に聴覚障害者向けの特別なサービスにも対応しています。そしてなんとその他50ヶ国の言葉を通訳を通じて対応することが出来るというのです!さすがカタルーニャ!!

。。。。と言いたいところですが、コビータは仕事柄何度か112にかけて「日本語で話したい」と言ってみたのですが、なんと出来ませんでした(涙)。
緊急だったため、スペイン語で話しましたがやはり思うようにはいかないものですね。

でも、もちろん日本語で話せる場合もあるのでしょうから試す価値はありそうです。

 

では、HPに書いてある112の電話のかけ方をみてみましょう。

  1. 出来るだけ仲介者を通さず本人自身で落ち着いて電話をかける。
  2. 112にかける
  3. オペレーターにかかるまで時間がかかってもお待ちください。(実際に曜日や時間帯によってなかなか電話が繋がらない場合があります。)電話を一回切ってしまうと次回はまた順番があとになり、更に電話が繋がりにくくなります。
  4. 名前電話番号を言い、何が起こったのか簡潔に手短に話してください。
  5. オペレーターの質問に答え、その指示に従ってください。
  6. 指示が終わるまでは電話は切らないでください。
  7. 状況が悪化または変化した場合は再度112にかけてください。

※112の不正使用が発覚した際は、内容によっては最高で60,000€の罰金が課される場合があります。

出来ればかけないにこしたことのない緊急電話ですが、知っておくといざという時に役に立ちますので、アクシデントが身の回りで起きた際には怖がらずにかけてみてくださいね。