渋めに佇むオイル屋さん
私は昔からバルセロナの街中を歩き回るのが大好きです。
今でも知らない道を歩くとワクワクします、そうは言ってもさすがに今は知らない道を歩くことは少なくなってしまいました。
職業上、どこにどんな病院があるとか歯医者さんがあるとかどんなお店があるのかが気になってキョロキョロしているのですが、ずっと気になっていたお店があり昨日ようやくそのお店を訪ねてみました。
OLIS 1921 :: Inicio :: Olis 1921
Calle Entença 126
おじさんが一人、小さなお店なので当然話しかけられます。
そして話し出すと止まりません、オリーブオイルに対しての愛が充分に伝わります。カタラン語メインの人が話すスペイン語で、ここのオイルはLleidaとTaragonaのものがメインでArbequinaというオリーブの種類のヴァージンエキストラ100%のものだと教えてくれました。
「ワインは時間を寝かせれば美味しくなるけど、オイルはその反対、時間があくとどんどん劣化していくんだよ。今が丁度収穫が終わりオイルの抽出を経て、新しいオリーブオイルを出荷する時期なんだ。」
その言葉の通り、狭い店の中はたくさんの大きなボトルに入った新しいオリーブオイルのダンボール箱がたくさん積み上げられています。
そんなに熱く語られてしまうと、さすがにそんなオイルを私も味わってみたくなり缶のものをお買い上げ。
お土産に良さそうなサイズと値段(6.5ユーロ)、何より缶に入っていればトランクに入れても安心なので、最近は缶入りのオリーブオイルを日本へのお土産にすることが増えました。友達や家族にも大好評で、最初プレゼントする時は実はあまり反応が少ないのですが、後から「本当に美味しかった!」とよく言ってもらえるのです。
ここのお店のHPを覗くとオンラインでも購入が出来るようです。
まだ味は試していないのですが、美味しかったらリポートしますね。