カレーレビュー カレーマニアへの道
こんにちは。
以前、無印のカレーの記事を書きましたが、まだまだバルセロナでのカレーの探求は終わりません。
基本的に自分で作るカレーも大好きですが、やはり人の作ったカレーでうーーんと唸りたいのです!
その点MUJIのカレーはそこそこ美味しいのですが、やはりレトルト。お店もちょっぴり遠いし、レトルトとしては美味しいけどやはり「すごい美味しい」のレベルには至りません。
そこで「バルセロナのカレーマニア」として、今回は身近な2品を試してみました。
1つは韓国屋さんにあった、見た目昔なつかしボンカレー色のパッケージに美味しそうなカレーの写真。 「カレーの写真」、、、ですよね??
値段はすみません、大体1.7ユーロくらい?安い!って思って買った記憶があります。
ウキウキしながら買いました♪ 韓国でもカレーって食べるんだ!なんて思いながら。。。
レンジで温めるため、ご飯の上にレトルトのカレーをかけた瞬間、、、、あれ??
なんか色が濃いな、っていうか「黒?」
ま、まあ日本でもスパイスいっぱいでこういう色のカレーもあるんじゃないかしら、と自分を励ましながらレンジへ。
取り出すと更に黒々とした韓国カレー、さてお味は??
ん??
思ってる味が口に広がらないので一瞬パニックに。
こ、これはカレーじゃない!! じゃあ何だろう。 あえて言うなら味噌カツのタレをなんらかのカレーらしきものに混ぜたような味??
じゃあ美味しいのかというと、ううう、全く美味しくない(涙)
・・・・パッケージに騙されました。
同じアジア圏だからそこそこのレベルを求めすぎていたのかもしれません。
が、もちろん再トライはありません。
そして次に期待をしたのはメルカドーナの持ち帰り用チキンカレー2.5ユーロ。
パッケージは小さめで、これでお腹いっぱいにはならない気がします。
長いタイプのご飯とカレーは透明の仕切りで混ざらないように分かれています。
見た目的には良い感じ、期待は膨らみます!
レンジで温めたカレーのお味は? うん、、、普通(笑)
悪くはないのです、日本のカレーにかなり近い感じ。ただしスパイス的なパンチが全くない! なんというか、、、質素なんです。
急いでて、何か日本的なものをお手軽に食べたい!という時にはいいと思うのですが、普段はあえて買うこともないのかなあと。
それに賞味期限の長さも気になります、やはりカレーは自分で作ったほうがよいのですね。
ということで、今回の2品のカレー批評は少し辛口になってしまいました。
とは言っても、私が学生だった時代はカレーなんぞ、どこで食べれたでしょうか?
(あ、小雪!)
今はラーメンもカレーも簡単に食べれて、バルセロナは本当に過ごしやすくなりました、辛口なことばっかり言っていたらいけないですよね。
そうはいいつつも、まだまだネタがたくさん詰まったバルセロナ、カレー探求の旅は続きます!
大損害 El Mobile World Congress(MWC)開催中止決定
久しぶりに新しい記事の更新です。
よくメトロの前やキオスク、バルの前に置いてある無料の新聞をもらってきます。
コビータがまだ学生だった際はもう2・3種類の無料の新聞があったような気がしますが、今は「20 minutos」しか見当たりません。
あまり堅苦しくなく、気になった記事をかるーくあげていってみようと思っています。
では、2月14日(金)バレンタインデイの日の記事を。
MWCこと「携帯の見本市」、バルセロナの最大行事の一つが「コロナウィルス」の影響で中止になりましたね!!
ホテルや関係者だけでなく、タクシーからレストラン、大型バスまで被害額はものすごいことになっています。
ということで、「Las pérdidas por la cacelación キャンセルによる損失」という題名で数字が載っていますのでこちらを翻訳してみます。
・492 millones de euros (492億ユーロ)携帯見本市で見込まれていた経済影響力
天文学数字すぎて日本円でも58兆円以上??もはや計算が合ってるのかもわかりません(汗)
・220 millones de euros (220億)見本市で恩恵をこうむっていたであろうカタルーニャの中小企業の損失
毎年ホテルの価格が恐ろしいくらいに飛び上がり、それでもホテルは埋まり空き室を探すのに苦労する時期ですね、キャンセル後はどうなってしまうのでしょうか、、、、
・30% menos タクシーの売上が30%減少する見込み(情報元Élite Taxi)
タクシーのみならず、会場に乗り込む大型貸切バスなどにも影響が出てるようです。
「El seguro del MWC cubre 120 millones」
一応120億ユーロの保険金がカバーされるようですが、このカバー金はどこに当てられるのでしょうか?会場設置が途中までされていたのでその解体代??
見本市に期待して準備を年間通してしていた中小企業には、もちろん何もないですよね。。。。。はあぁ、厳しいですね。
とは言うものの、世界各国の国と地域から人が集まる大規模の携帯見本市で、もしウィルスの被害が出たら世界的に批判どころの騒ぎではなくなるでしょう。 厳しい決断にバルセロナの経済のダメージは避けられないところですね。
バレンタインの日の記事のわりには少し暗い話題になってしまいました。
1つだけ明るい話題として、2021年には再度バルセロナでMWC開催がされることは決まったようです、来年は無事開催されることを祈りましょう!
MUJI バルセロナ店でのお買い物
新年明けましておめでとうございます。
今年もゆるゆると焦らずにブログを更新していきますので、よろしくお願いします。
なんと書き終わったこの記事を更新し忘れていました、2月なのに今更明けましてって (>_<)
さて、バーゲンも始まり近くまで行ったのでついでにL'illaを覗いてみるものの、残念ながら収穫なし。 手ぶらで帰るのが嫌でふらりとMUJIに寄りました。
私は年に一回は日本に帰るので、正直バルセロナのMUJIでの小物のお買い物は滅多にしません。日本円で書いてある値段の横のユーロの値段は購買意欲が減退させます。
それでも、個人的にこちらでも買うものが数点ありますので今日はそちらを紹介しようと思います。
・超音波アロマディフューザーとアロマオイル
もちろんコンセントはヨーロッパ対応。ライトの光の調整やタイマーまでありとても優秀。 一緒にアロマオイルも購入して、お部屋で気分転換をしています。
少しお値段が高いのは気になりますが、使い勝手はとても良いです。
・レトルトカレー
コビータは料理の中で一番カレーが大好きです、子供みたいですみません(汗)。
もちろんカレールーを買って自分でも作りますが、「自分の味じゃないカレーも食べたい!」「ああ、疲れた。ご飯作りたくない、でもカレー食べたい!」という欲求をMUJIは満たしてくれるのです。(ご飯は多目に炊いたものを冷凍で作り置きしています)
よく買うのは「バターチキン」、濃ってりとしていてトマトの酸味をやや感じる少し辛目のこのカレーが大好きです。
しかし!今回の訪問では見つからず「玉ねぎと豚肉のカレー」と「ポークキーマ」を代わりに購入。「玉ねぎと豚肉のカレー」は日本のオーソドックスカレーという感じで美味しいのですが、私には少し物足りない感じがします。「ポークキーマ」はまだ試していませんので楽しみにしています。
他にはタイ風カレーなどもあるようですが、結構辛いと友達が言っていたのでまだ試していません。
気になるお値段なのですが、日本円では350円~なのですが、こちらもなんと約3.5ユーロくらい(すみません、レシートを無くしてしまいました)なのです。 美味しくないTake Outを7ユーロくらい出して買うことを考えると安いですよね。
作っているのがポーランドなのでこの値段で提供できるのですね、嬉しいです。
(しかも何故か少し値段を割引して売っていましたよ!)
昔は日本に帰るとき毎に購入していたユニクロの室内履きですが、MUJIにもステキな室内履きやスリッパが10ユーロ内で売っていたので、こちらも次回に購入するかもしれません。
洋服や小物などはまだまだ高く設定してあるので、わざわざバルセロナで買うかは必要に応じてだと思いますが、上に書いた商品はこちらで購入して満足したものです。
宜しければ試してみてくださいね。
渋めに佇むオイル屋さん
私は昔からバルセロナの街中を歩き回るのが大好きです。
今でも知らない道を歩くとワクワクします、そうは言ってもさすがに今は知らない道を歩くことは少なくなってしまいました。
職業上、どこにどんな病院があるとか歯医者さんがあるとかどんなお店があるのかが気になってキョロキョロしているのですが、ずっと気になっていたお店があり昨日ようやくそのお店を訪ねてみました。
OLIS 1921 :: Inicio :: Olis 1921
Calle Entença 126
おじさんが一人、小さなお店なので当然話しかけられます。
そして話し出すと止まりません、オリーブオイルに対しての愛が充分に伝わります。カタラン語メインの人が話すスペイン語で、ここのオイルはLleidaとTaragonaのものがメインでArbequinaというオリーブの種類のヴァージンエキストラ100%のものだと教えてくれました。
「ワインは時間を寝かせれば美味しくなるけど、オイルはその反対、時間があくとどんどん劣化していくんだよ。今が丁度収穫が終わりオイルの抽出を経て、新しいオリーブオイルを出荷する時期なんだ。」
その言葉の通り、狭い店の中はたくさんの大きなボトルに入った新しいオリーブオイルのダンボール箱がたくさん積み上げられています。
そんなに熱く語られてしまうと、さすがにそんなオイルを私も味わってみたくなり缶のものをお買い上げ。
お土産に良さそうなサイズと値段(6.5ユーロ)、何より缶に入っていればトランクに入れても安心なので、最近は缶入りのオリーブオイルを日本へのお土産にすることが増えました。友達や家族にも大好評で、最初プレゼントする時は実はあまり反応が少ないのですが、後から「本当に美味しかった!」とよく言ってもらえるのです。
ここのお店のHPを覗くとオンラインでも購入が出来るようです。
まだ味は試していないのですが、美味しかったらリポートしますね。
12月の黄葉 in TERRASSA
もう少しでクリスマスですね。
今年のバルセロナは寒くなるのが遅く、ようやく寒くなったと思ったらあっという間にクリスマス。秋が少ない、、、、ですね。
季節の中では一番秋が好きなので、秋が短いのは本当に残念。
私がバルセロナに住み始めた時は9月中旬から昼夜の気温差が出てきて、11月はもう完全な秋で12月はしっかり寒かったような気がしますが、今年は12月でも日中は半袖の人もみかけます。
話は変わりますが、バルセロナ近郊で何度かリピートしたくなるコビータお気に入りの街がいくつかあります。今日はそのうちの1つ「Terrassa」をちょっとだけ紹介します。
Terrassaはバルセロナから電車で約1時間、車でも45分くらいのところにある小都市です。友達が住んでいるので度々遊びに行きます。
大きなプールのある緑豊かな公園があり、街もサンクガットのように(?)オシャレな場所もあれば、歴史的な建物も幾つかあり、近くには遠足出来る山もあり、ここに来ると本当にリラックス出来ます。
公園の木々は色づき黄葉真っ最中でした。
バルセロナは緑が少ない街なので、公園を歩き回り木々を見て日々のストレスを忘れることが出来ました。
プールには鴨もいて春先には家族も増え、かわいい雛を見にたくさんの人が集まるようです。美味しいバルも教えてもらいましたので、又今度報告したいと思います。
やっぱり緑の中の散歩と、その後のベルムットとタパスは最高ですね!
さて、ではまたバルセロナに戻りましょう!
本でバルセロナを旅する。
友達が前から読みたいと思っていた本を貸してくれました。
「LA CATEDORAL DEL MAR」
Ildefonso Falcones著
日本語のタイトルだと「海のカテドラル」です。
662ページもあります。(汗!) そしてまだ3ページ目、、、、いつ読み終わるのでしょうか?本をゆっくり読む時間を作らないといつまで経っても読みおわらなそうですね。
数年前にベストセラーになった本で、Santa Maria del mar教会を建てることに関係する内容のようです。ボルン地区に実在するこの教会はごちゃごちゃと迷路のような場所に急に現れます。実は昔友達のスペイン人カップルがここで結婚式をあげたそうです。残念ながら、その時期私はスペインにまだいなかったので別の友達を通して聞いたのですが、新聞にものったそうです。そんなステキな結婚式に私も参加したかったです。
なんとNTTFLIXでも映像として楽しめるようですね、そういう楽しみ方もいいですね。
というかですね、本音は、、、、日本語で読みたかった、ということです。
まだ読み終えていないので感想もありません、なので別の既に読んだ本を紹介します。
「La sombra del viento/ 風の影」
こちらはルイス・サフォンのベストセラーです。
この本は日本語で時期をあけて二回読みました。
いつ読んでも感動しますが、バルセロナをより知ってから読むと印象がだいぶ変わります、バルセロナのモニュメントや地区の名前が出るので、そこの場所を通ると本の景色や内容が浮かんできます。描写が細かく、とてもロマンチックかつミステリアスでぐんぐんと内容に引き込まれていきます。まるで自分がラバル地区とボルン地区をぐるぐると散策してるような感覚にさえなります。
バルセロナの内戦など暗い時代背景も勉強になります。上下巻とあるので、読み応えばっちり。
スペインに関心あるなしに関わらず、読み物としてとても面白いのでお勧めです。
同じくルイス・サフォンの本で「MARINA」 こちらはスペイン語で読みました。
残念ながら日本語では訳されていないようです。
こちらもハラハラドキドキのバルセロナ、ペドラルベスやサリア地区までが舞台になったストーリーで馴染みのある風景を想像しながら頑張って読み続けました。
実はこの本、中学生の学校課題図書として上がっていた本なのです、とはいえ作者の細かい表現に苦戦しつつなんとか読み終えた時、若い爽やかな主人公達のラブストーリーとたまにおどろおどろしい内容を含む早い展開のドキドキ感からか、軽いMARINAロスになりました。
この作者の本は、たまに読んでいて背筋が凍るような気持ちになることが何度もあります。そのスリルが癖になるのでしょうか?そしてとてもロマンチックかつ涙が出るような悲しい場面もあるドラマ展開。読んでみる価値はあります。
ということで、本を通して別の角度からバルセロナを楽しむのはいかがでしょうか?
「Catedral del Mar」も読み終えたらレビューを追加したいと思うのですが、いつになることやら。。。。
JAPAN RAIL PASS 購入方法
そろそろ寒くなり、クリスマスの季節も近づいていますね。
コビータも年末を日本の家族や親戚、友達と過ごす準備を始めています。
日本では実家をはじめ、祖母のいる田舎への移動や旅行に便利なこのパスを印籠のように見せながら日本中を動き回ります。
ということで、今日はJapan Rail Passの購入方法を半分自分の備忘録として紹介します。
ジャパンレールパスとは?
JAPAN RAIL PASS | ジャパン・レール・パス
(2019年11月現在)
・JRグループ6社が共同して提供するパスで、日本中を鉄道でくまなく旅行して回るのに最も経済的なきっぷです。
・東海道・山陽・九州新幹線の「のぞみ」号・「みずほ」号が利用できないなど、ご利用に条件があります。
・価格はグリーン車用と普通車用の2種類があり、さらにそれらが7日、14日、21日間用パスに分かれています。(詳しくは上記のHPをご覧ください)
購入にあたり重要な点があります。
・日本国外でお買い求めの場合、引換証を購入した日から3ヵ月以内にジャパン・レール・パスと引き換えてなくてはいけない(例:引換証発行日が4/15の場合、7/14まで引き換え可能)。引き換え時に、パスの利用を開始する日を決めてください。利用開始日はパスの引き換え日から1ヵ月以内のお好きな日が選べます。
つまり国外(スペイン)で購入するには旅行前の3ヶ月以内に購入しなくてはいけません。
・利用資格、外国から「短期滞在」の入国資格により観光目的で日本を訪れる外国旅行者と海外在住の日本人で在留期間が10年以上の人のみ。
以前は海外に在住の日本人は規定の手続きを踏めば、このパスを購入することが出来たのですが、2017年6月より「10年以上在留」という資格が適用されてしまいました。
ですので、この情報は10年以上外国の在住が証明できる方のみの情報になってしまいますのでご注意ください。
では、どうやって10年以上の外国在住を証明するかと言うと、、、、
まず日本領事館に行き(予約不要)「在留届けの写し」をもらいます(無料)。
その時にパスポートが必要になるので、必ず持参してください。
※「在留届の写し」「在留証明」の交付日は、引換証の購入日以前(6ヶ月以内)の日付となっていることをご確認ください。
写しを入手したら、パスを購入できます。
私の場合、JTBのHPのONLINEから購入して、その後チケットをJTB店舗に取りにいきます。それだと20ユーロくらいの手数料を節約できます。
https://www.viajesajapon.net/product/japan-rail-pass-turista/
ネットで購入すると翌日担当者からメールが来ます。
「在留届の写し」を持っているかの確認があり、あると返信するとすぐに「チケットの用意が出来ましたので受取に来てください」とメールが来ました。
JTBに引き取りに行く際も「写し」は必要になります。
チケットを受け取ったらあとは現地でパスと交換になります。交換するとその日から試用期間が始まるので注意してくださいね。
ということで、以上が備忘録のJR PASS購入方法でした!
皆さんもクリスマスまであと少し、そして2019年もあと少し。
楽しいバルセロナの冬を過ごしましょう!
2020年1月追記
羽田・成田空港両方に引換書をパスに交換する場所があります。
もちろん指定先のそれぞれの駅のみどりの窓口でも交換できますが、私はいつも羽田空港で交換します。
開始の日にちの指定はその時に出来るので、前もっていつから開始するか決めておく必要があります。
使用開始の当日にパスを使えるようにしてもらい、その時点からパスの使用可能になります。